ブログ
2017年 1月 5日 賢い出願方法とは?
こんにちは。
初夢は富士山でも鷹でもなく、ひたすら入試を受けている自分だった松井です。
年が明けましたね。
もう9日後にはセンター試験本番となり本当に大詰めとなりました。
受験生は勉強で大変忙しいなかではありますが、私は生徒と大事な面談をしています。
それは出願先決定面談です。
もうほとんどの学校で出願が始まりましたね。
出願先はもう決めているから大丈夫と思っているあなた、きちんと色々なことを考えて出願しましたか?
たとえば、受験方法として、大まかに一般入試(筆記)とセンター利用入試を2つ行う学校が多いと思います。
センター利用入試はセンター試験の結果のみで合否を決定する入試方式です。
つまり、筆記試験がなく、大学まで入試を受験しに行くことなく合否が決まります。
そんな便利なセンター利用入試ですが、注意すべき点が2つあります。
一点目は、出願の〆切日です。
多くのセンター利用入試は、センター試験後には出願することができません。
つまり、後だしができず、結果を見てからの出願が不可能です。
また、二点目は募集人員が一般入試よりも少ないため倍率が上昇傾向にあり、難易度が上がりやすいということです。
したがって、センター利用を受験する場合、滑り止めを確保することを中心とした出願をすることを個人的にはおすすめします。
また、一般入試の出願は2月初旬の試験でもセンター試験後の数日間は出願できることが多いです。
したがって、2月初旬の学校を一般入試で受験すべきかセンター利用入試で受験すべきかで悩んでいるのであれば、
まずセンター利用入試のみを出願し、
センターの自己採点次第で一般入試の出願を決定する。
二度手間ではありますが、このような出願方法はセンター利用入試で合格していた場合、一般入試の受験料を支払うことがなくなります。
また、この出願方法の応用形として、センター利用入試の結果次第で一般入試の出願先を変更することもできます。
滑り止め+滑り止めのワンランク上の学校に出願し、両方とも合格した場合、滑り止めのワンランク上の学校の受験料をそのさらにワンランク上の学校の受験料にまわすこともでき、チャレンジ受験をすることもできます。
長々と受験方式、出願方法について述べましたが、一番大事なことは
センター利用で
滑り止めを確保する
ことです。これだけは絶対に忘れないでください。
センター試験まで残り9日、悔いのないよう全力で頑張りましょう!
健闘を祈ります。